嫌われる勇気

2024/5/12 読了

もっと前に数回読んでいたが、思うことがあり最近になって再読。

「どうすれば人は幸せに生きることができるか」について、哲学者と悩む若者の対話形式でまとめられている。

他人との付き合い方や、自分との向き合い方を教えてくれるアドラー心理学は、ちょっと悩むときに改めて状況を整理するのにいいと思っています。

※今だ完全な答えなどない分野なので、一つの考えに傾倒するよりは、ツールとしてお付き合いする。

5つある理論 「自己決定性」「目的論」「全体論」「認知論」そして「対人関係論」の中で、よく自分が使うのは「目的論」。

人は「目的のため」生きている。「原因のため」ではない。

不安だから外に出ない → 外にでたくないから、不安という感情を作っている。

やりたいことが手につかない 原因:忙しいから

では終わるのではなく、状況/思考が下記のようになっていないか。一度考えてみる。

やりたいことが手につかない

やりたいことをやって、うまくいかない結果がでてしまったら、傷ついてしまうかもしれない 

傷つかないために、忙しいか、忙しいと思うようにしている。のではないか。

自分の現状ではどうか。

やろうと思ったことに、なにか理由をつけてやめていないだろうか。

行動しなかったことに対する後悔は行動したときの2倍。(ギロヴィッチとメドヴェクの研究)

アドラー心理学は、自分が変わることを前提としているので、時に非常に厳しい課題を自分に突きつける。

ただ、振り返って自分を見つめないことには、状況を変えられない。

こういう状況になったとき、よく自分はやること/やりたいことを箇条書きにして書き出します。

数が多すぎる場合は、今できること/労力なくできることを優先します。

※自分は数が多すぎると、途中で別のタスクが気になってしまい効率が落ちる特性を持っているので、一つづつ、CLOSEまでやる。を意識。

数が適正になったら、改めて、「なぜ手についていないのか」を考える。

やった結果、うまくいかない結果を突き付けられて現実を知る。ことを恐れて、手が付けられていないのではないか?

今の自分と、またここを読む未来の自分へ

別にそのやりたいことで、必ずうまくいかないといけない訳ではないです。

その上で、やるか、やらない(タスクから消す)か、考えましょう。

いつまでも残っているタスクはないですか?

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