我が家のお財布は夫婦で別です。世の中はどうなんでしょうか。ちょっと調べると出てきた、松井証券株式会社による「夫婦の家計管理事情に関する調査」(令和2年6月に発表)によると、以下のようです。
- 妻が管理:45.0%
- 夫が管理:24.8%
- 別々で管理:16.4%
- 共同で管理:13.9%
共働き家庭が増えて、家計は夫婦別で管理しているという家庭が増えている。とよく耳にしますが、まだまだ奥さんに管理していただいている家庭が多い印象を受けました。
我が家は別々で管理ですが、ここでそれを良い悪い。の話をするつもりはありません。我が家で、①なぜ別々で管理するようにしたか。②別々で管理するときの約束事。を書いておこうと思います。
これらは、結婚する前(同棲しているとき)に話して決めました。振り返ると、結婚する前にお金の話をしていたのはよかったと思います。そして、お金に関する価値観が同程度だったことも、本当に幸せだったなと。
①なぜ別々で管理するようになったのか
一言で言うと、我が家が夫婦共働きだからです。補足すると、「お互い働いて収入を得ていて、一人暮らしも長かったのだから、自分の稼いだお金に対しては、引き続き裁量権を持ちましょう」が、お互いの気持ちに自然であったから。です。
特に、個別の知人に何かプレゼントを買ったり、子供や親に何か買ってあげたいときに、お互いお伺い。ではなく、主導・判断できるのは大事と思っています。
②別々で管理するときの約束事
- 共通の貯蓄口座に月初めにお互い一定額を貯金する。ここは妻の管理、年2〜3回くらい私も確認する。
- それぞれ一つの貯蓄(投資)口座を準備しておく(こちらは今いくらとかお互い報告は不要)
- 家計の支出担当を決める
<妻>
- 食費
- 携帯代金(2018年追加)
- ウォーターサーバー(2019年追加)
- 生協(2020年6月追加→2021年8月停止、2024年再開)
- ヨシケイ(2023年追加→2023年解約)
- 子供の保険(2018年追加)
<私>
- 住居費
- 電気・ガス・水道・ネット
- 日用品
- 旅行、だいたいの外食費用
- 車の維持費
- 保育園費(2018年追加:長男、2020年追加:長女、2023年追加:次女)
- 家族の医療費(2019年追加)
- 子供のスイミングスクール(2021年追加:長男 2024年追加:長女)
- 子供の体操教室(2023年追加:長男)
- 学研教室(就学前の勉強練習:2024年追加:長男)
※厳密には、外食したときは私が出したり、細かい日用品や子供の服は妻が買ったりなので、細かいところはおおらかになってます。多少緩い(細かく言い過ぎない)のが大事。
私たちの夫婦は「共同経営者」というのがしっくりくるかなと思っています。「男女平等」の観点では、貯蓄については、もっときちんと決めないととか、支出については不公平感がないように。とか、いろいろとあるのかなと思いますが、私たちの夫婦はこれくらいがちょうどいいのかなと。
また、月々の貯蓄額や支払い担当はちょこちょこと見直しが入ります。
妻の産休や育休。新しい家族の誕生、保育園入園などなど、その時の家族状況で変わるからです。
お互い把握していないお財布を持っているので、使い込みとか不安になるかなと当初は思いましたが、実際はそうでもなく、意外でした。
私は妻を信頼してますし、多分妻も私を信頼してくれてると思えたのが大きかったかなと。
神様はいつも見てる。ではないですが、妻の信頼は損ねたくはないですし、損なわないように。
このように思ってお金を使えている内は、まだまだ自分のお財布を持っていたいと思います。
