【あえて怠け者を許す】小学生でもわかる・アリの社会にサボリ魔が必要な理由【科学・ざっくり解説】

ふらりと見て目についたので。メモ残し。

ダーウィンの進化論:生き残るのに有利な特性を持つものが生き残る。例)キリンの首

これに一見反するものが、働きアリの法則。

働きアリの法則:2:6:2の法則と呼ばれる法則。組織の中では、「働きもの」が2:「普通程度に働く」が6:「働かない」が2になる。というもの。

確かに同じアリの総数として、生産性という点をみると、「働きもの」100%の方が生産性が高いのは明らか。しかしそうはなっていない。

「働かない」アリは、組織の中の「余力」として存在し、アリの社会(コロニー)での突発事象時に動く戦力である。とのこと。

人間社会にも、この法則はいろいろなところで当てはまるそう。

ただ、人間は普段働いていないと、いざというときに動ける戦力となるかはわからないので、単純にこの法則の一面だけを知って使うのはNGと思う。

※アリは経験によるスキルアップを特に必要としない社会性。一方で人間は、知識や経験でスキルが大きく変わる社会性のため。

だから、人間の組織において、

①効率化の元、「働かない」を削除する人員削減が進んだ組織(全員80%以上)

➁業務が偏った状態であり、人の数はいるが、いざというときに動けない人を抱えている組織(組織の平均は80%だが、80%以上と20%以下の混在)

この2つのケースは特に危険と感じた。

①も➁も、突発事態に対応できず、高い負荷にいずれ「働きもの」が辞める(病める)

業務を複数人がカバーできる状態にし、通常時に各人が「80%」以上で働かなくてもよい組織であったり、事情(=理解を得られない状態で)なく、20%以下という低いOutputの人を、なんとか60%以上にはする組織運営が必要かな。と感じた。

また、自分の上司から見て自分は、

「働きもの」or 「普通程度に働く」or 「働かない」??